2026/06/28 22:18


こんにちは、私です。


タイトルに漬物がきてしまったのは

作家としてどうだろう...?


そもそも、私が昔から水張りをしてこなかったのは

一緒に魚を描く絵描き仲間は察していたかもしれない。


最近、水張りができるようになりました。


私は、待つことが苦手でした。


数年前、Discord(インターネット上にグループを作って、掲示板のように使ったり、グループ通話ができる)で仲間と魚を描いている時に紙が歪む話をした。


その時に、水張りすればいいのでは?と言ってくださった方がいたのだが、なかなか気が進まなかったのだ。


なぜなら私は待つのが苦手。


待ち合わせとかで人を待つのは苦じゃない。

作業として待っている間に進まない事が苦手。

だから1番苦手な家事は洗濯。

洗濯を畳むのや干すのはさほど苦じゃない。

でも、回し始めてから洗濯機が止まるまでの1番楽な部分が私にとっては苦手なのだ。


あまりに待てない性格なので、

カップラーメン3分すら待てずに1分で食べる。

ボリボリと...


だから、描きたい気持ちがあるのに1度濡らした紙をドライヤー使わず乾くまで待つというのはできなかったのだ。


そんな私に変化が訪れた。


育児と料理、その先に保存食


魚を描き始めて5年ほどたち、私は結婚と出産を経て生活に変化があった。


まず、健康に気を使うようになった。


妊娠後期に妊娠高血圧で緊急入院になった。

血圧が毎日高く、産婦人科の定期検診に普通に行ったら「帰って家事してるうちに死ぬことがあるので今から病室案内するので、荷物を持ってきてもらって下さい」からの帰る間もなく、出産まで入院。


その時の食事が、塩分少なめ品数多く、栄養バランスに気を使った食事で、今までの私の食事はダメだなと思うようになった。


無事退院して、1年。コロナ禍でもあったので、身体の不調と育児でほとんど家にこもりきりになった。


魚を描くようになってから、鮮魚店や水族館に行くことを楽しみにしていたが、子供も小さく、すぐには行けない。


楽しみが直売所巡りと料理になった。


目指すは子供にバランスよく栄養を与えられる、美味しく楽しく品数多い食事。


絵は子供が触りたくなるから昼間は描けない。

だけど、料理は家族のことだから作っている間は家族が子供をみていてくれる自分の時間。


そうやって料理の時間とレパートリーが増えるうちに、保存食も頻繁に作るようになっていったのだ。

育児中だと放置で美味しくなる保存食は、待つのもかえって都合がいい。

(こうやって世の中の手作り保存食マダムが誕生するに違いない。)


カップラーメン3分待てなかった人間が、数日待ってから食べる漬物を作れるようになったのだ。

待つことが、いつの間に苦ではなくなっていた。


展示でも気づきがあった


2025年の10月から本格的に作家活動を始め、いくつか展示の経験をした。


作品は、私は自分の絵が納得できるまで毎回描いているから良く思えたが、展示写真を見た時に紙の歪みがいくつか気になった。


また、ギャラリーの主催者様より、一点だけ改善点として伝えるなら、紙の歪みを水張りしてみては?

と、アドバイスをいただいた。


もう、やるしかないな水張り。


そう思って水張りをしてみた。

なんのことはない、なんの苦もなくできた。

なぜ、今までやらなかったんだと思ったが

きっと数年前ならできなかった。


色んな経験や生活が、これからの私の絵にも反映されていくのだ。